AIXを触る人たちにとって欠かせないのがSMIT(System Management Interface Tool)。
殆どの設定をSMITから出来ます。
メニュー形式のインタフェースで、番号等を選択して、必要項目を入力すれば、
設定をしてくれます。
殆ど、すなわち、すべてではありません。
何をsmitで行って、何をコマンドやTEXTファイルで行うかは、Case by Caseです。
ODMというやっかいなものもあるのでこの辺は少し気をつける必要があります。
まぁそれは置いておいて、smit、これは結構便利です。
知らないコマンドでも、smitのメニューから探す事が出来れば、無知な自分でも
設定変更が出来るのです。
smitのメニューから色々探すと、ツリー階層で、どんどん深い階層陥ってしまいます。
折角さがしたsmitのメニューも、僕の様に記憶力が悪いとすぐに忘れてしまいます。
そこで、便利なのがファストパス。
「ファストパス」というと、ディズニーランドを思い出しますが、意味はほぼ同じで、
行きたいメニューへひとっとびできるのです。
例:ユーザ関連の項目を表示する場合
通常だと、
smittyでメイン(システム管理)を表示後、
->セキュリティとユーザ->ユーザ
と選択します。
そこで、
# smitty user
とすると、一気にユーザメニューになります。
よく使うファストパスは覚えておくと便利です。
お客さんの前でファストパス使いまくると評価上がります。きっと。
便利は便利なのですが、すでに知っているファストパスならいざ知らず、、、
知らないファストパスを知る術を僕は知りませんでした。
探して探してたどり着いた項目へのファストパス、これが知りたいと思うのが人情。
smitで設定する際、実際に発行されるコマンドは、smitのメニュー
「Esc+6=コマンド」を選べば良いというのは、すぐにわかるのですが、
このファストパスは解り難いのです。
僕も半年くらい気が付きませんでした。
その名も、「Esc+8=イメージ」。。
イメージって。。
(Esc+8: Escキーを押して、8を押す:dttermだとファンクションキーです。)
この項目、今smitで表示している画面をTEXTファイルに落とすためのものなのですが、
ファストパスも表示してくれるのです。
おそらく、ファストパスをキーにして、画面イメージへアクセスするのだとは思うのですが、
そんな機能より、ファストパス表示の方が便利だと思うのは僕だけでしょうか?
# まぁ、そもそもAIX人口は少ないのですけどね。。
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